「ローン審査が不安…」「クレジットカードの限度額を上げたい！」そんなお悩みを抱えている方に朗報です。
CIC信用スコアを確認することで、あなたの信用力を数値で把握し、金融生活を見直すきっかけにできます。
この記事では、インターネットと郵送の2つの方法でCIC信用スコアを開示する具体的な手順、手数料、注意点を分かりやすく解説します。
CIC信用スコアの開示方法を徹底解説｜初心者向けガイド
CIC信用スコアとは？どんなことが分かるのか
信用スコアとは？
CIC信用スコアは、クレジットカードやローンの利用履歴をもとに、信用力を200～800点で評価したものです。スコアが高いほど、金融機関からの信頼度が高いことを示します。
具体的に分かること
- クレジット契約の支払状況や残高
- 契約数、契約期間
- 申込件数（短期間で多くの申込があるとスコアが下がる可能性）
ただし、性別や年齢、職歴などの属性情報は影響しません。
注目される理由
これまでは金融機関しか利用できなかった信用情報を、個人が手軽に確認できるようになった点が画期的です。
これにより、自身の信用力を客観的に把握し、健全な金融計画を立てることが期待されています。
CIC信用スコアの開示方法｜インターネットと郵送を徹底比較
インターネットで開示する方法
メリット
- 24時間手続き可能で、即時確認できる
- 手数料が安い（500円）
デメリット
- インターネット環境が必要
- クレジットカードまたはキャリア決済が必須
必要なもの
- クレジット契約時に登録した電話番号
- CICナビダイヤルで取得した受付番号
- クレジットカードまたはキャリア決済情報
手順
- CICナビダイヤル(0570-021-717)に電話をかけ、受付番号を取得します。
※登録した電話番号から発信する必要があります。 - CICインターネット開示専用ページにアクセスします。
- 受付番号と電話番号を入力し、SMS認証コードで認証します。
- 手数料500円を支払い、PDF形式の開示報告書をダウンロードします。
注意点
開示報告書を閲覧する際には、手続き中に表示されたパスワードが必要です。再度ダウンロードする際には96時間以内の対応が必要になります。
郵送で開示する方法
メリット
- インターネット環境が不要
- クレジットカードがなくても申込可能
デメリット
- 手続きに時間がかかる（約10日）
- 手数料が高い（1,500円）
必要なもの
- 信用情報開示申込書（CIC公式サイトからダウンロード）
- 本人確認書類2点（運転免許証、マイナンバーカードなど）
- 手数料1,500円分の定額小為替証書または開示利用券
手順
- CIC公式サイトから信用情報開示申込書をダウンロードし、必要事項を記入します。
- 本人確認書類2点のコピーを用意します。
- 手数料1,500円分の定額小為替証書を購入します（郵便局で購入可能）。
- 必要書類をCIC郵送開示センターに送付します。
- 書類到着後、約10日で開示報告書が郵送されます。
注意点
郵送で再開示を希望する場合は、CICに直接問い合わせが必要です。
CIC信用スコアの開示手数料と結果が分かるまでの期間
開示手数料
- インターネット開示：500円（税込）
- 郵送開示：1,500円（税込）
手数料を抑えるコツ
可能であればインターネット開示を選びましょう。自宅にインターネット環境がない場合でも、図書館やインターネットカフェの利用が一つの方法です。
結果が分かるまでの期間
- インターネット開示：手続き完了後、即時確認可能
- 郵送開示：CICに書類が到着してから約10日
再開示の方法｜やり直しも安心
インターネットで再開示
- 初回開示から96時間以内に、再度CICインターネット開示専用ページにアクセスします。
- 再開示用受付番号を取得し、初回と同じ情報を入力します。
郵送で再開示
- CICへ問い合わせて、必要な手続きについて確認してください。
CIC信用スコアが開示できない原因とその対処法
CIC信用スコアの開示手続きがうまくいかない場合、焦らずに原因を特定し、それに応じた対応を取ることが重要です。ここでは、よくある原因と具体的な対処法について詳しく解説します。初めて手続きをする方でも理解しやすい内容になっていますので、ぜひ参考にしてください。
1. 電話番号が変わった場合
原因
CICに登録されている電話番号と、手続き時に利用した電話番号が一致していないと、本人確認ができず開示が進みません。これは、セキュリティを重視しているためです。
対処法
- 過去にクレジットカードやローン契約時に登録した電話番号を確認しましょう。契約時の書類や利用中の金融機関に問い合わせると確認できます。
- 登録されている電話番号が変更されている場合、CICに連絡して新しい電話番号を登録してください。
- 正しい電話番号から手続きを再度行いましょう。
2. 入力情報に誤りがある場合
原因
氏名や生年月日、受付番号の入力に誤りがあると、システムで照合できずに開示ができません。特に氏名の入力形式（全角カナなど）には注意が必要です。
対処法
- 入力画面で情報を一つずつ慎重に見直してください。
- 氏名は全角カナで正確に入力し、受付番号や電話番号も間違いがないか再確認しましょう。
- 入力ミスがない状態で再度手続きを進めてください。
3. 信用情報が登録されていない場合
原因
クレジットカードやローン契約を利用したことがない場合、CICに信用情報が登録されていません。そのため、信用スコアが算出されないことがあります。
対処法
- クレジットカードやローンを適切に利用することで、信用情報が登録されるようになります。
- 無理のない範囲で少額のクレジット利用から始め、延滞せずに支払いを続けることで信用力が積み上がります。
4. インターネット開示でのシステムエラー
原因
アクセス集中や通信環境の問題で、システムエラーが発生することがあります。特にサービス開始直後やピーク時には、このトラブルが起こりやすいです。
対処法
- エラーメッセージの指示に従い、解決方法を確認してください。
- 時間をおいてから再度手続きを試みましょう。深夜や早朝など、アクセスが少ない時間帯がおすすめです。
- 問題が解消しない場合は、郵送による開示手続きを検討してください。
- 初回開示から96時間以内であれば、無料で再開示手続きを行うことが可能です。
5. 開示禁止設定をしている場合
原因
CICではセキュリティ向上のため、インターネット開示を禁止する設定が可能です。この設定を有効にしている場合、インターネットでの開示手続きができません。
対処法
- 開示禁止設定を解除する必要があります。この際、設定時に使用したパスワードが必要です。
- パスワードを忘れた場合、郵送での手続きが必要になるため、注意してください。
- 再設定後、インターネットまたは郵送で開示を進めてください。
補足｜開示が必要な理由とメリット
CIC信用スコアの開示は任意ですが、自分の信用力を定期的に確認することは、以下のメリットがあります：
- 金融計画の見直し：スコアを基に、無理のない借入計画を立てられる。
- スコア改善へのヒント：スコアが低い場合、その原因を把握し改善することで、将来的にローン審査やクレジットカード発行が有利になる可能性が高まります。
信用スコアを上げるためのヒント
- クレジットカードやローンの支払いを延滞しない：支払いを滞らせるとスコアに大きく影響します。
- 借入残高を適切に管理する：利用限度額を大幅に超える利用は避けましょう。
- 複数の申し込みを短期間に行わない：多数の申し込みがあると、返済能力への懸念を持たれる可能性があります。
まとめ｜CIC信用スコアが開示できない場合の対応はこれで解決
CIC信用スコアが開示できない場合は、電話番号の相違や入力ミスなどの基本的な原因が多いです。問題に応じて適切な対応を取ることで、スムーズに手続きを進めることができます。
また、スコアの確認を通じて、自身の信用力を意識し、より健全な金融生活を目指しましょう。この記事を参考に、ぜひ手続きを進めてみてください。
